運動脳

昨日の日曜、日ごろの運動不足を解消すべく、品川健康センターにいってきた。この健康センター、1日500円を支払うだけでマシーンの利用やヨガ、エアロビクスなどのレッスンを受けたり、予約をすればスカッシュもできるという便利な施設。


区の施設だし、たいしたことないのかなと思っていたのだが、意外にも立派。どうやらコナミスポーツに業務委託しているようで、専門的な運動もできる。


ビデオにあわせてストレッチしたあとで、軽く室内のランニングコースを1キロほど走る。息切れもなく、まずは順調。


続いてスタジオでのヨガレッスンに。呼吸法や体のほぐし方を教わりながら、徐々に厳しいポーズへと移行。ヤバかったのはらくだのポーズ。つま先を立てた状態で膝を突いて座り、頭を後ろに反らせたまま手でかかとをつかむといういかにもヨガっぽいこのポーズで、体が悲鳴をあげ、頭からは血がひき、もう少しで倒れるところだった。


ともあれ、ヨガは体のリラックスには最適。いい感じで体がほぐれたあとで、順番的にはいかがなものかと思うのだが、「かんたんエアロ」というエアロビクスのレッスンをうける。


ドラゴンボール亀仙人シティハンターの遼のせいで、どうも気恥ずかしいイメージがあり、これまで一度もやったことがなかったエアロビクス。ただ先生の動きにあわせて体を動かせばいいだけだと、ちょっとなめていたエアロビクス。



ごめんなさい。私が浅はかでした。悔い改めます。



もう、まったく頭と体がついていかない。次々と繰り出される新手のステップにまったく頭がついていかず、当然おどれない。無様な姿をさらしながら、苦痛の45分をすごした。


たぶんエアロビクスやダンスの動きっていうのは、頭で理解する前に体が動くというようなものなんだと思う。そういう脳の使い方をずいぶんとしてこなかった結果が、今回の悲惨な結果につながったんだろう。


これが「かんたん」なのかよ、と思ってへこんでいたら、月間スケジュールのなかに「はじめてエアロ」というレッスンを発見。次回は謙虚にこちらをトライしてみることにした。