あたりまえだよ

『海猿』がニューヨークで上映され、なぜかニューヨーカーが爆笑!


爆笑シーンは、主人公がレスキューにいく直前の状況で、4,5分もかけて恋人に電話し、あまつさえプロポーズする、というシーンだったとか。なんでこんなときにプロポーズしてるんだよ、っていう失笑でしょう。


僕はこの映画みてないし、海猿関係はマンガもドラマも含めてちらりともみてません。だから批評すべき立場にはないのですが、結局のところ、「ほら泣けやれ泣け」という最近の「号泣ブーム」のこっぱずかしさが海外にも露呈されただけじゃあないのかと。海猿という作品の内容云々の問題ではなく。


いやもう恥ずかしいですね、ほんとに。特別に招待されていたアメリ海上保安庁のニューヨークのクルーから、海上保安庁の晴れ着を着た猿のぬいぐるみをプレゼントされたって、これ相当にバカにされてないですか?猿って?


まあ映画みるまえから用意されていたプレゼントなんでしょうけど、ってことは見る前からバカにされていたということ?まあ仕方ないけどさ。


といいつつも、きっと僕は海猿のこのシーンを見たら泣いてしまうと思う。はめられてる、ってわかってても、泣けるものは泣ける。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか、もう号泣でした。


でもやっぱり僕は、号泣ではなくしみじみと泣きたいのです。