辺野古からの手紙
自宅に帰ってきたら、辺野古より郵便が届いていた。
送り主は住民運動組織「命を守る会」初代代表のNさん。
同会からはしばらく離れていたNさんは、周りに請われ、一大決心をして最近ふたたび代表についたばかり。
同封の手紙には親兄弟、友人たちを二分させてきた日米両政府への怒りの言葉もつづられていたが、「私たち辺野古住民ができることから再出発したい」との言葉もあった。
「住民」の視点に返り、「住民」として辺野古の未来を創っていきたいという思いに溢れた手紙に、これまでのNさんの苦労を少しばかり知っている者として、少し晴れやかな気分になった。
Nさんからの郵便には沖縄の基地問題を取材してきたNHK取材班が出版したばかりの『基地はなぜ沖縄に集中しているのか』も同封されていた。
- 作者: NHK取材班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この取材班が制作したNスペ「シリーズ日米安保50年 第2回」では、シュワブ受け入れ時の状況についてとりあげたシーンがあった。
そのとき、辺野古の有力者が受け入れをラジオで表明した際の原稿の映像があり、心底驚いたのだが、本書にはその主要部分が載録されていた。
これは資料的にとても助かる。
ニュースではかなり日和ったところもあるNHKだが、ドキュメンタリーはいい仕事をしていると思う。
本書も、がんばって取材しました感が鼻につくところはあるけれど、NHKとしてはけっこう踏み込んだ主張が見られ、なかなかにおもしろかった。
以上、facebookでのつぶやきをもとに文章化してみました。
こうやってみると、つぶやきの文体とブログ的な文体とでは、やはり違いがあることがわかります。
いろんなことを端折っても許される分、つぶやき文体のほうが楽だなと改めて思いました。
最近、facebookのほうに明らかに比重が偏ってます。
ユーザーの方、よかったら友達申請してください。
facebookの慣例に従い、本名でやってますので。