子育て日記(その3)

■6月23日
この日は夕方からの教授会に出席するだけでよかったので、ツマは産後はじめての美容院へ。
つまりムスメとはじめてのおるすばんである。

しっかりおっぱいとミルクを飲ませていったこともあり、いなくなったあと少し泣いたけど、あとはすぐに寝てくれた。
2時間くらいして目が覚めて泣いたので、ミルクをつくって飲ませる。
で、また寝る。
そうこうしているうちにツマ帰宅。
ばっさりとショートにしていた。

結局たいした問題もなく、はじめてのおるすばん終了。
もうちょっと何かあってもよかったんだけどね(と、いまならいえる)。


■6月27日
7月の帰省のまえに、二人の姪っ子へのお土産を買いにいくべく、二子玉川ライズへ。
そもそもは妹から「H&Mのベビー服で姉妹のペアルックがあったら買ってきてほしい」というリクエストをうけて、ベビー服を扱っているH&Mの店舗を探したところ、二子玉川ライズにはいっていたことからいったのであるが、予想通りH&Mのベビー服は、なんていうか「ぞろっ」としたものばかり。

でもこの二子玉川ライズには、ほかにもベビー服を売っているお店がたくさんはいっているので、いくつか見て回る。
結局、姪っ子2人に加えて、ムスメにも同じシャツを購入した。

実はこれ、はじめて自分たちで買ったムスメのベビー服。
ありがたいことに出産祝いでいただいたり、おさがりでいただいたりしたベビー服がたくさんあったので、買う必要がなかったのだ。
ついでにもう1着ベビー服を買って帰宅した。

それにしても平日昼間の郊外型ショッピングモールというのは、全くもって女性の世界である。
イクメンとおぼしき男性もちらほら見かけるが、たいていは自分より若い。
充実したベビールームでツマとムスメが授乳している間の居場所のなさったらない。


■6月29日
6日ぶりのうんこが出た(^o^)


■7月2日
午前中の便で宮崎へ。
もちろんムスメにとってははじめての飛行機であり、はじめての宮崎。

外に出たときは、電車のなかでも車のなかでも泣かないムスメではあるが、さすがに飛行機だと泣くのではないかと行く前から心配していた。


が、全くの杞憂に終わる。

離陸時も、飛行中も、着陸時も、泣くどころか声すらあげることなくじっと乗ってました。
耳から空気が抜けなくて辛そうということもなく、細かい振動や聞き慣れないエンジン音を怖がることもない。
なんていいこなんだ、ムスメ!


実家で待っていた両親は、とても喜んでくれた。
すでに妹が2人の孫を産んでいるとはいえ、やはり離れたところで生活している息子の孫は特別なものがあるのだろう。
特に父は、はじめてのご対面だったので、ことのほか嬉しそうだった。
趣味の篆刻で、ムスメの印も彫ってくれていた。のびやかなデザインで、これからの成長を思わせる印で、将来文字が読めるようになったら、きっとムスメも喜ぶだろう。
やっぱり孫は産んでみるものだ(僕が産んだわけじゃないけど)。


今回はさすがに夜、飲みに出歩くわけにもいかないので、ずっと実家にいた。
となると夜が長い。
結局、プロ野球をみて、スポーツニュースをみて、ウィンブルドンをみて、というフルコースをだらだらと見続けながら、いろいろな話をしてすごした。
これもまたよきことかな。


■7月3日
午前中、ムスメを連れて親戚にご挨拶してまわる。
会うオジ、会うオバがみんなそろって「あのヒロくんがお父さんにねえ」と口々にいう。
自分はやや多動児気味のところがあり、育てにくい子どもだったそうで、当時のエピソードには事欠かない。
そんな時代を知っているオジ、オバだけに「あのヒロくんが」となるのだ。


とすると、このムスメのおちつきっぷりは、多分にツマの血が強いということなのだろう。
もっとも、自分の赤ちゃん時代のアルバムをみてみると、ムスメにそっくりな写真がたくさん。
どうやら見た目は父親似らしい。


夕方になって涼しくなってから、実家の近くにある先祖代々のお墓へ墓参り。
ムスメが産まれたことを報告してきた。


夜は妹家族も呼んで手巻き寿司パーティー
2人の姪っ子とムスメを並べて「三姉妹」写真も撮ることができた。


■7月4日
お昼前の便で東京に戻る。
帰りの飛行機ではちょっとだけ泣いたが、これはおそらくねむかったからだと思われる。


宮崎では結局うんこはでなかった。


■7月6日
1週間ぶりのうんこがでた(^o^)