子育て日記

■5月27日
娘の体重が明らかに増えてきた。
1ヶ月検診で、もっとミルクをあげてもいいよとの指導があったことをうけてミルクの回数を増やしたのがてきめんに効いたらしい。
太ももに肉がつき、腕がぷるぷるになり、あごが二重あごになってきた。


ツマとしては「負けた感」があるようだが、お父さんとしては「ミルクをあげる」という楽しみが増えるので、ちょっと嬉しかったりもする。
おっぱいをしゃぶらせて泣きやませるという必殺技も持ってないからなあ。


なんにせよ、成長していく姿をみるのは嬉しいものである。
手足の動きも活発になってきたし、泣き声も力強くなってきた。


■5月30日
大人のお風呂デビュー。

もちろん大人と一緒のバスタブに入るという意味。
1ヶ月検診のときにはもうGOサインは出ていたのだが、なかなか早く帰ってくる機会がなかったこともあり、延び延びになっていたのだ。

まずは自分が身体を洗い、そのあとで娘といっしょにバスタブにつかる。
軽くあったまってからバスタブを出て、ベビー用の石鹸で手洗い。
泡タイプの石鹸がいかに便利なものであるかが、身にしみてわかる。

石鹸を洗い流してから再びバスタブへ。
今度はゆっくりとつかる。
十分にあったまったところでツマを呼んで娘をパス。
ほっとしたところで、シャンプーで濡れた自分の頭が冷え切っていることに気がつく。
今度は娘を洗った後でシャンプーすることにしよう。


■6月2日
水天宮にお宮参りにいく。
初めての電車だったが、ベビービョルンのだっこひものなかで娘はおとなしく寝ていた。
もともとお散歩に連れだしても泣いたりはしなかったのだが、電車でもおとなしくしていたので、基本的にお外は怖くないようだ。


天気はあいにくの雨。激しくふっていたわけではなかったが、娘が濡れないように気をつけながら傘を差すのはけっこう大変。
放射性物質のこともちょっと気になるし。


水天宮で千葉のアーボ(ポルトガル語でおばあちゃんのこと。もちろんツマの母はポルトガル人ではない)と合流していっしょにお参り。
あわせて8人くらいの赤ちゃんといっしょにお祓いをしてもらう。
何人かの赤ちゃんは泣き出してしまったが、娘はつられることなく静かにお祓いをうけていた。


お昼前だったので、近くのジョナサンでお昼を食べることに。
水天宮の近くということで赤ちゃん連れのお客さんにも慣れているようだった。
全席禁煙もありがたい。

いざ食べよう、というときに泣き出したので(これは自宅でもそうだ。嫌がらせのように食べ始めると泣き出すw)、あわててミルクをつくる。
だが、そのままでは熱すぎる。
家では流水につけたり氷水で冷やしたりしているのだが、ここにはそんなものはない。
どうしようかと思っていたら、ウェイトレスのお姉さんが、氷水のはいったアイスボックスのようなものを「よかったらお使いください」といって持ってきてくれた。
これぞまさにサービス。
とても嬉しい気持ちになりました。


■6月8日
友人であり、子育ての先輩でもあるHくんお勧めの子育てマンガ「ぢごぷり」を購入。
Hくん曰く、「300万部のベストセラーになった『げんしけん』の作者、木尾士目の作品なので書店で探せばすぐに見つかると思います。」とのことだったが、本屋にいくたびに探してみたものの、いっこうに見あたらない。
amazonで買うと「おすすめの商品があります」とかいっていろんなマンガを推薦されそうで嫌だなと思いつつ、ダメモトで近くの本屋にいってみたところ、2階にやけに充実したマンガコーナーが!
果たして「ぢごぷり」もすぐに見つかった。


帰宅してさっそく読み始める。
2巻で完結なので一気に読む。
子育てをする母親のリアルな描写に共感しつつも、正直、若干ひいた。
でも、読む価値のあるマンガだと思う。
父親になる前に読んでいたら「それはないだろー」と突き放していたと思うが、子育ての最中に読むと、あながちない話ではないなと思わざるを得ない。


ちなみに「ぢごぷり」とは、「地獄からきたプリンセス」の意。