やぎの大冒険
じゃなくて「やぎの冒険」です。
「沖縄の14歳がメガホンをとった映画」という触れ込みで、メディアでの露出も多くなってきているので、聞いたことあるという人もいるのではないかと。
ちょうど自宅から一駅のところにあるキネカ大森でやっていたので、昨日行ってきました。
舞台がやんばるというだけで、名護への愛着深い自分としては見逃せません。
ストーリーは王道中の王道で、先が気になってしょうがない、というタイプの映画ではないのですが、とにかく楽しいです。
っていうか「楽」な映画。
なにしろヤギがかわいいし、コメディ要素もあるし、字幕なしで次から次へと飛び出してくる情け容赦のないウチナーグチのテンポもよくって、とっても「楽」。
あとカメラワークがすばらしい。
もちろんカメラマンの技術あってのこととは思いますが、ここをこう撮ってこうつなげたらこういう映像になる、ってことが、たぶん先天的にわかっている監督さんなんだと思います。
報道では「14歳」を強調しているケースが多く、実際そこは「売り」ではあるのですが、そういう視点だけで観るにはおしい、なかなかの傑作でした。
最後に、この映画の主題歌を歌っているCoccoが、この映画について監督としゃべっている動画を紹介しておきます。
Coccoねーねー、やっぱすげーや。
Coccoのあまりのすごさに仲村監督が若干ひいてて、少しずつCoccoから離れていくんだけど、柱がじゃまで逃げきれない感じもいいです(+_+)
次回作はジュゴンが出てくる作品を考えてるとか。
ってことはやっぱ「ジュゴンが見える丘」的なことになるのかねー
それはそれで楽しみ。