今年もよろしくお願いします

・・・って、もうすでに7日なんですけど。。。


なんだかタイミングを逃してしまった感がありますが、まだ松の内ってことで。


今年の目標、お仕事方面ではなんといっても博論の書籍化です。

博論を書き上げたのが2008年11月。
まだ自民党政権時代の話です。
普天間基地移設問題がテーマの博論なので、そのままでは到底つかえません。
つかえるはずだった部分も、いま読み返してみると詰めが甘く、やっぱりそのままでは使えない。

というわけで、予定は大幅にずれ込んでいますが、某出版社の有能な編集者から、正しく叱咤激励されながら、年末年始少しずつ書き進めています。

編集者とやりとりしながら原稿を書くというのは、とてもいい勉強になります。
編集者の方は、専門的な知識と一般読者の視点の両方を持ち合わせているので、自分の文章のどこが伝わりにくいのか、どこが面白いのか、どこをいじればもっと読みやすくなるのか、的確に指示してくれます。

よく本の「あとがき」に編集者への感謝の言葉が載せられていますが、その意味を実感しているところです(たまにとんでもない編集者にあたってしまうこともありますが・・・)。


教育面では、ちゃんとした卒論を書かせたいですね。
今年度、はじめて卒論生を指導しましたが、最終的にはむりやり書かせて出させただけという感じがしています。
指導力不足を実感しているところです。
来年度の卒論生は2年生から見てきているので、もっとしっかり取り組ませたいですね。
まあ、かれらにとっては就活が大変でそれどころではないのかもしれませんが、せめて「ちゃんとした文章」が書けるようにはしないと。


そしてプライベート方面では、4月に第一子誕生の予定なので、とにかく「父親」にならなければなりません。


ツマは妊娠期間を通して少しずつ母親になっていくのでしょうが、オットは現在のところ、大きくなるツマのおなかをさわるくらいのことしかできません。
で、産まれた瞬間から父親になる。
こんなんで果たして父親になれるのだろうかと、ときどき不安になります。
まあ、否応なしにならざるを得ないのですが。


ただ1つ、大きく変わったのは、これから先の未来を想像するときに、これまでは「自分はそのころ何をしているだろう」だったのが「そのころ子どもは何歳になっていて・・・」と具体的に考えるようになったことです。


去年ワールドカップを見ていたときも、次の大会のときには子どもが3歳半くらいになってるんだな、なんて考えながら見ていたし、自分が50歳になったときには子どもは中学生になっているのかというふうに考えることも多い。
未来が具体的になったような感じですね。


そんなこんなで2011年もあっという間に過ぎていきそうですが、本年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m