ケチくさー

科研費の申請書を書きながらネットをみてたら、またこんなつまらん記事が。

奨学金の条件「社会貢献活動への参加」追加へ(読売新聞 - 10月21日)


要するに、国のお金で勉強させてもらってるんだから、感謝の意を行動で示せということですか。

強制的に社会貢献活動への参加を呼び掛けたところで、社会還元の意識など根付くわけなかろうに。


なんでこんなに押しつけがましいんだろうかね、この国の政府は。
了見がケチくさくて野暮すぎる。
あーやだやだ。


そもそも、学生支援機構(かつての育英会)の有利子の奨学金金利は、いま3%。
どこの高利貸しですかね、いったい。


しかも返済は、卒業後の収入に関係なく一律で支払わされる。
収入に応じて返済額を増減させる制度の導入は、この就職難の時代にあって必須であるはずなのですが、そういうことはせずに、こんなつまんない条件までつけるなんて・・・

教育にかける金をケチる国の未来は暗いですよ。
子ども手当て」をばらまくだけの度量があるのなら、その金をもっと教育にまわすべきなんじゃないの?


なんか、税金納めるのがイヤになる。。。