阪和大学社会学部

いや、そういう大学はないです。
架空の大学です。


この架空の大学を卒業し、世界を股にかけるファッション誌の編集者を目指しているのが、朝の連ドラ「ウェルかめ」主人公の浜本波美こと倉科カナ


そのタイトルから想像されるダメな感じにもかかわらず、意外におもしろいです、ウェルかめ。


その浜本波美ちゃん、現在は徳島のコミュニティペーパーのような雑誌を出している小さな出版社で修行中なのですが、社会学部出身とは思えないほどにセンスがない。
どれくらいセンスがないかっていうと、古民家に魅せられて徳島に戻ってきた世界的建築家のインタビューで、世界での活躍っぷりについてだけ質問をしちゃうくらいセンスがない。

「成長物語」という朝ドラの性格上しかたのないこととはいえ、これでは社会学のイメージが悪くなってしまうじぇ(徳島弁風の語尾)。


もっとも、その「社会学部出身」というプロフィールは、波美が就職活動中にちょろっと使われただけで、あんまり表には出ていません。

だから、社会学のイメージが悪くなるってほどのことはないのですが、ただ、せっかく脚本家が「社会学部→雑誌編集者」っていう意識をもっているんだったら、せめて2週間分くらい、「阪和大学社会学部」時代をドラマでやってくれてもよかったんじゃあないかと。

そこで「地域をみる視点」を養ったうえで、実際の現場で悩みつつ成長していくっていうストーリーだってよかったんじゃぁあーりませんか(チャーリー浜@出演中)


なんだったら、その指導教授に折に触れてドラマに出てもらいながら、波美も悩みを解決していくなんていうストーリーもできるんとちゃうん?

そうしてくれれば、社会学知名度があがるきっかけになったんじゃないかなあ・・・





・・・おもしろいですよ、社会学(ぽそり)。