塩竃、しずかな町

丸長寿司おまかせにぎり

週末の連休は、学会で仙台にいっていました。
せっかく仙台まできたので、1泊長めに滞在し、塩竃、松島あたりまで足を伸ばしてきました。
今日は塩竃編。以降、松島編、仙台編と続く予定。


塩竃は、仙台市から電車で30分くらい北上したところにある町。
ここは寿司と日本酒で有名な港町で、特に寿司は、人口当たり寿司店数が全国一なんだとか。
寿司で町おこしをしようと、立派なホームページやパンフレットをつくってがんばっています。

駅につくと、駅員さん(たぶん)がクーポンつきの寿司屋マップを配っていました。いい感じです。やる気あります。


どのお寿司やもうまそうで決めかねていたのだけれど、せっかくなので散策をかねて少し遠いところにある「丸長寿司」にいくことにしました。

地図を片手に歩き出したのですが、なんせ人が少ない。音もない。全体的に活気がない。曇っていたとはいえ、地方はたいへんだなと強く実感。


寿司は、たいへんおいしゅうございました。もうこれは申し分ないです。マグロもイカもウニもエビも仙台牛も牡蠣も何もかもがうまい。
あんなにおいしくてちゃんとした寿司を食べたのは何年ぶりだろうか・・・


すっかり満足して塩竃神社にいこうとしたところ、ころころとよく太った寿司屋のおばちゃんが、歩いていくなんてとんでもない、タクシーつかいなさいというので、素直に従ってタクシーを拾いました。


運転手の過激なドライビングのおかげで、初乗りで塩竃神社到着。
確かにしゃれにならない坂道だったので、おばちゃんのいうこときいといて正解でした。


寿司も食った、お参りもした、じゃあ次は日本酒ですよ。

塩竃には「男山」と「浦霞」の蔵元があります。
しかも2つは近いところにあるんですね。
なんだったらはしごしちゃったっていいじゃないかと、そう思って意気込んでいったわけですよ。


本日休業。。。


しかも2軒とも。


いったのは24日。
たしかに月曜日だけど、祭日だし、連休の2日目です。
観光客だってそれなりに来てますよ。

なのに、休み。

これには大変がっかりさせられました。
もちろん、蔵元さんにはいろいろと事情があるのでしょう。
観光客に奉仕しろというわけでもありません。
ただ、人を呼ぼうとしているのであれば、迎える側もそれなりに準備はしておいたほうがいいんじゃないかと。
観光においてイメージはひじょうに重要なので。


おいしかったお寿司の余韻と、しずかな町の侘びしさにつつまれながら、一路北上し、舞台は日本三景の1つ、松島へ。


次回「松島、観光慣れした町」、乞うご期待。