フィールドノート1日目

備忘録代わりに。
今日の夜からはネットを自由には使えないので、更新されるかどうかはわかりませんが。


昨日から沖縄です。
本務校の仕事は休ませてもらいました。
ただ月曜日にやっている非常勤はなかなか休講させてもらえないので、火曜出発日曜帰着の日程。
21日(月)は祝日だよ、と思ったアナタ。
半期15コマを維持するために、祝日の月曜日まで授業あるんですorz


今回の目的は大きく2つ。

1つは、友人のTさんが沖縄大学でもっている講義への出張講義、もう1つは辺野古での聞き取りとSさんの墓前に線香をあげにいくこと。


昨日は、まずその1つめの出張講義でした。

約60分、辺野古のこと、沖縄のことについて話をさせてもらいました。


結論としては、辺野古の人たちはけっして積極的に基地を受け入れようとしているわけではないということ、かつてキャンプ・シュワブという基地を受け入れたことで、辺野古は新たな基地を拒絶することができなくなっているということ、この2点です。


学生の感想を読む限り、おおむね伝わったかなと思います。
ただ、「悲観的にさせただけなんじゃないか」という厳しい意見もありました。
たしかにそういう面は否めませんが、まずは現状をしっかり把握してほしかったんですよね、こちらの狙いとしては。
理想主義的に「基地反対」といっても、もはやどうにもならないところまで事態は混迷を極めているのだということを、知ってほしかったのです。


その後、Tさんと喫茶店でだらだらと話をし、いったんホテルに戻った後で、夜は飲み会。いやっほう。


時間無制限飲み放題食べ放題で3100円という泉崎の「沖縄でーびる」にて、20時過ぎから1時過ぎるまで基地問題道州制、などなどについて熱く議論。

新聞記者さんから、財産区についての興味深い事例について教えてもらえたこと、その記者さんに持論を展開したところ、同じような考えを持っていてくれたこと、このあたりがいちばんの収穫。


「でーびる」の後、もう一件だけバーへ。

辺野古について話していたとき、辺野古が受け入れを拒否できない理由を調べるだけでは問題はなんも解決しない、という厳しい意見をいただく。

辺野古の構造を分析しただけで満足していたところがあっただけに、ひじょうに厳しい意見。

やはりまだまだ深いですね、辺野古も、沖縄も。



結局ホテルにもどったのは3時過ぎ。目覚ましをセットして就寝。