毎朝のお楽しみ

だったNHKの朝ドラ「ちりとてちん」が本日最終回。


今回の朝ドラはほぼ全部みてました。
ここまでちゃんとみたのは「てるてる家族」以来。
やっぱり朝ドラは大阪がつくる下半期のほうがおもしろい。
「いもたこなんきん」もけっこうおもしろかったし。


「ちりとて」は、笑いと涙のバランスがすごくよかった。
最後の一ヶ月くらいは、2回に1回は涙でた。


落語がうまくつかわれていて、高座をみにいきたいなと素直に思った。
飛行機でもついつい「全日空寄席」きいちゃったし。


「世代間の継承」という裏(メインかも)テーマも、おしつけがましさがなくてよかったな。


俳優さんたちも名優揃い。主人公の貫地谷さん、母親役の和久井映見さんももちろんよかったのだけど、敢えて1人をあげるとすれば、主人公の友人役、順子役の宮嶋麻衣さん。



惚れました(ぽ)



ただ、たいへん惜しかったのが、主人公である女性落語家、若狭が、最後の最後で出産によって落語家を辞めたこと。

ストーリー的には必然ではあるのですよ。
それに朝ドラのメイン視聴者層の志向を考えれば、そうするのもよくわかる。

でも、だからこそ、噺家を続けさせてほしかったなと思うのです。
女性が仕事を辞めなくとも、子育てできるというモデルを、朝ドラのメインターゲット層に示してほしかったな。

まあ、それだけで意識がかわる、ってこともないとは思うんですけどね。


さて、次は「瞳」ですか。里子ものって、既視感あるよな〜

座敷童とかでてこないだけでもいいかな。