セカンド・オピニオン
いま、歯医者に通ってます。基本的に歯医者キライなので、痛くなってからいっては痛い治療をされるイタい性格をしております。
で、例によって例のごとく痛くなったので、近所のW歯科に。以前通っていた歯医者は先生が若くして亡くなられてしまったのでW歯科は今回がはじめて。ネットで調べたら「無痛治療」なんてかいてあるので、それに惹かれていってみました。
まずはレントゲン撮影。頭のまわりをきゅるっとまわってパノラマで撮影する機械でした。歯医者も進化してますね、ほんと。
続いて診察。個室(!)に案内され、レントゲン写真をみながら説明をうけます。
「親知らず抜歯、奥歯抜歯、その前の歯も抜歯。そのあとインプラントか入れ歯。インプラントだと80万以上!」
美人女医から発せられたこの言葉に、しばし絶句。
ただちょっと痛かっただけなのに・・・そんな覚悟してなかったってば。
ああこの奥歯たちはもう来週にはいなくなってしまうのか。さようなら奥歯たち、これまでありがとう。たくさんのおいしい食べ物たちとの思い出とともに走馬燈のようによみがえる奥歯たちとの日々。ごめんよ、君たちのケアをちゃんとしてこなかった僕が悪かった。許しておくれ。アディオス。・゚・(ノД`)・゚・
この話を後日、バイト先でもある薬局の薬剤師にしてみました。
「私は反対!別の歯医者いっといで!」
一縷の希望を胸に翌日、こちらも近所のM歯科医院へ。こちらではまず最初に、抜歯しろと言われたこと、抜歯はしたくないという意向を伝えておきました。
M先生(♂)は、診察台に設置されているモニターにレントゲン写真の画像をひらきながら、マウスなどをつかって具体的に症状を説明してくれました。
「この歯はインプラントするのは危険なとこなんだよね。下に神経の束がとおってるから。ただ、かなり悪くなってるのは事実。でもなんとか残す方向で治療しましょう」
ありがとう、先生!よかったね、奥歯たち!
ということで、現在治療してます。先日は治療から歯茎のチェックおよびケア指導を含め、約3時間にわたる診察を受けました。治療にかかる時間と診察代は比例しません。なのにしっかりと、汗をかきながら、よっぽど抜いてしまったほうが手っ取り早い奥歯たちを治療してくれた先生には本当に感謝。
セカンド・オピニオンって、ほんとに重要です。身にしみてわかりました。
2学期の目標:ハミガキをがんばる(^^;)