納豆問題についてのまっとうなコメント

自分も3回ほど納豆ダイエットためしてみました(^^;) ちゃんと20分、ねりねりした納豆パックの前で「おあずけ」してましたよw

嘘の情報を流したフジテレビおよび番組製作会社の非はまぬがれませんが、視聴者の側もけっこう楽しんで試していたのだし、マスコミ全般への批判はしてもいいけど(視聴者には番組で紹介されたデータを検証する術はないので)、「だまされた」といって怒るのは筋違いじゃないかと。

まあ、自分の意見はいいです。

この一連の納豆騒動のなかで、たまたま湯川れい子さんが、ひじょうにまっとうなコメントをしているのを耳にしました。

湯川さんのコメントは、だいたいこういう主旨でした。

「日本や中国で大豆へのニーズが高まったことを受けて、南米では熱帯雨林を伐採し、次々と大豆畑が開墾されており、問題になっている。そんなときに、納豆が売り切れになってしまうほどのブームをおこすような番組が製作され、報道されたことに、放送局の良識を疑う」

実にまっとうなコメントだと思います。視聴者のニーズを視聴率という疑似データで捏造し、それを広告料にかえて売りさばく錬金術師、放送局が、アマゾンの熱帯雨林を伐採し、自然を破壊し、自然に依存して生活している人たちの人生を奪う。

甘い言葉に誘われて納豆ダイエットを試してしまったこと、反省します。これからは適度に納豆をたべさせていただきます。あと、お豆腐も。

南米でこうした問題が起きていることを自分は知らなかったので調べてみたところ、1月15日にBS世界のドキュメンタリーで「アマゾン 大豆が先住民を追いつめる」という番組が放送されていたのですね。湯川さんもこれを見たのでしょう。

で、実はこの番組、月曜日の10:10からBS1で再放送されます。

興味のある方、ぜひご覧ください。僕はさっそく録画予約してます。授業でもつかえそうな番組だ。



・・・あ、シラバスかかなくちゃ(汗