日ハム小笠原選手にみるプロ意識

現在、日米野球が行われている。ちっとももりあがらないのは、あまりに日本側の辞退者が多いからだろう。ファン投票で選ばれた選手12人のうち、実に7人までもが辞退している。

たしかにシーズン後の余興のような試合だし、金儲けの道具として使われたくないという気持ちはわからないでもない。が、ファンあってのプロスポーツ。高額の年俸をもらっているのだから、ちゃんと仕事しろよといいたい。選手がそういう気持ちでいる限り、野球人気はじわじわと落ち続けてしまうだろうよ。

そんな中で、日本ハムの小笠原選手はすばらしいですね。昨日など、静岡でパ・リーグの東西対抗戦に出た後で、東京ドームでの日米対抗戦に出てましたよ。曰く「せっかくファン投票という形で選んでいただいたんで」

この後に、アジアシリーズまで控えている小笠原選手が、こんな気持ちで試合に出ているのに、他の人たちはいったいなんなんでしょうね(-_-;)

FAにより今シーズン限りで日ハムを離れることが濃厚な小笠原選手。日ハムのファンへの恩返しという気持ちもあるのでしょう。僕は別に日ハムのファンでも小笠原選手のファンでもありませんでしたが、もしファンだったとしても、彼がこれからどのような判断を下そうとも、こころよく受け入れ、あたたかく送り出せるのではないかと思います。


・・・それにしても上原、第一戦のゲストに呼ばれて解説してる場合じゃないだろ。しかもヒットを打った小笠原選手に対して「ぜひ来年は巨人に来て欲しいですね」なんていうな(怒)