授業評価

自民党総裁は安倍さんに決まりましたが、まあそれはどうでもいいや。とりあえずここまでのマスコミの報道はひどかった。特に日テレの小泉ドラマ。あんたら反省しようとかそういう気持ちはまったくないんだね。


閑話休題

きょう、非常勤先の大学で実施された授業評価の集計結果が届きました。去年教えていた大学には授業評価の制度がなかったので、今回が始めての経験。封筒を開ける瞬間はちょっとドキドキしました^^;

幸いなことに、みなさんそれなりに講義に満足していただけていたようで、全体的に平均以上のスコアがでていました。授業評価の良し悪しで何かがかわるわけではないですが、評価がいいとやはりほっとしますね。

学生が授業評価をすることには、いろいろな意見があります。学生迎合になるとか、学生が講義をちゃんと評価できるはずがないとかいう否定的な意見もありますが、僕は一定の意味はあるなと思ってます。

理由は2つ。

1.講義は学生のためにやるのだから、学生の満足度は重要。

これはやはり大前提でしょう。どんなに立派なことを教えていたからといって、学生が理解できなければ意味がないですから。
僕は、90分の講義をとおして、1つでもいいから理解できるものがあればいいと思っているし、最初の講義でそういうことを伝えています。

2.大学側が講義のようすを把握する唯一の手段だから。

うわさなどでは聞こえてくるかもしれませんが、ぶっちゃけ、どんなにひどい授業をしようとも、大学側はそのことを把握できないわけですよ。
ということは、逆に言えば、いい授業をやったとしても大学側がそのことを評価することもできないわけで、いずれにせよこういう状況は、学生にとってだけでなく、教える側にとってもよくないと思うのです。


・・・とはいえ、少しでもよい講義をするためには、自分を高めていくことが、なにより重要であることに変わりはないわけでして、まずは次の講義にむけて、知識を蓄えていくことにします。