金属バット禁止考

今年の高校野球、すでに55本のホームランがでているとか。今日も原稿かきながら帝京−智弁和歌山みてましたが、まあ打つわ打つわ、7本もホームランでてましたよ。

長雨で投手が準備不足だったからとか、打者がウェートトレーニングしてるからとかいろいろいってますが、いちばんの原因は金属バットでしょう。

で、金属バット禁止について考えてみた。

金属バットがだめってことは、木製バットだ。そうなると、木製バットの需要が一気に高まる。大量の木材がバットとして消費されてしまう。当然、国内の木材だけでは足りないし、コストもかかるので、輸入に頼ることになる。そのうち、高校生の野球バットが、途上国の山をハゲ山にしてしまうかもしれん。いかん、これはまずい。

さらに、木製バットなので、よく折れる。折れたら買わなきゃならないが、一部のお金持ちチームならともかく、弱小高校の野球部では途端に資金難に陥ることだろう。そうなると、ますます力の差が広がってしまう。これもまずい。

ということで、やはり金属バット禁止ってのは無理ですな。

てことは低反発ボールの導入か、「飛ばない金属バット」の開発だな。

もちろん、ホームラン打っちゃダメってことじゃないんだけどね〜 でもあまりに多すぎるってのも、ピッチャーがかわいそうだし、見ていてつまらないんで。

それにしても最近の球児は坊主頭が多いね。一時期、サッカーに選手を獲られていたころ、長髪オッケーなチームが増えていたように思うのだが・・・

坊主頭に賛成はしませんが、みていて安心するのは坊主頭だったりもします。