名古屋旅行記

みなさん、ゴ〜ルデンしてますか?


僕は4月30日、日帰りで名古屋にいってきました。別にGWにあわせたわけではなく、ともだちが名古屋にいくのに便乗しただけなのですが。


実は名古屋に降り立つのはこれがはじめて。通り過ぎることはあっても、降りることってなかったんですよね。


朝早い新幹線で名古屋へ。まずは有名な「名古屋の喫茶店のモーニング」を食べに、駅地下の喫茶店ベルヘラルドへ。

このお店ではドリンク(420円)を頼むと、パンやサンドイッチと、あとゆでたまごが食べ放題になります。

カウンターにおかれているパンをみていると、なくなったはしから新たなパンが追加されていくので、めちゃめちゃおいしいというほどでもないのに、ついつい食べたくなってもらいにいってしまいます。この「おまけがゴージャス」っていうお得感がいいんですよね。住宅地の喫茶店だともっと豪華なところもあるようなので、機会があったらいってみたいですね。


続いて徳川美術館へ。

尾張徳川家に伝わる数々の美術品や調度品、文書などが展示されている美術館です。その美的なすばらしさもさることながら、「あの歴史の教科書にもでてくるあの人が見たりさわったりつかったり書いたりしたものなのか」と思いをはせることにワクワクするタチなので(だから複製品はキライ)、ずっと興奮しまくりでした。


あと興味深かったのが、特別展の「徳川義親と文化遺産」。尾張徳川家第19代藩主徳川義親(1886-1976)。

このお方、インドネシアのスルタンと仲が良かったり、アインシュタインと交流したり、野口英世を晩餐会に招待したり、ベルギーでみつけた木彫りの熊の置物を、農閑期の仕事として北海道の農民に紹介したり、天才バイオリニスト諏訪根自子(すわ ねじこ←すごい名前だ)の留学をサポートしたりと、いろ〜んな文化事業をやっているのですが、それがいちいちスノッブなんですよ。公家的なスノッブさではなく、実社会的なスノッブさが随所に感じられて、それが見ていて気持ちいい。
この義親さんの孫にあたる徳川義宣さんのエッセイを読んだことがあるのだが、そこにみられたスノッブさと同じものが感じられました。


たっぷり2時間をすごしたあとで、併設の徳川園(お庭です)と、近くにある尾張徳川家菩提寺建長寺をまわって、次は名古屋城へ。


この名古屋城、城自体はきれいな建築物だし、石垣も美しくてよいのですが、中身はイマイチ。展示されているモノはほとんどがレプリカだし(本物は徳川美術館にあるのだからしかたがないのだが)、なかにエレベーターも設置されているあたり、大坂城にいったときに感じたガッカリ感を彷彿とさせるものがあります。


そのかわりというわけではないですが、名古屋城のあちこちに貼ってあったこのポスターが、デザイン的に秀逸で◎

なお、NC400とは、
NC:Nagoya Castle(名古屋城)、Nagoya City(名古屋市)、Nagoya Culture(名古屋文化)の頭文字
400:開府400年
を意味しているそうです。

その記念事業として本丸御殿の修復を進めており、500円募金するとこのポスターのピンバッジがもらえるということだったので、募金してゲットしてきました。


続いて、トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」へ。これがまたいろいろと興味深かったのですが、続きは次回。