おめでとう、王ジャパン!

今日は一日中バイト。一人で店番だし、祝日は暇なお店なので、ゆっくりとテレビでWBC決勝 日本vsキューバをみてました。


初回にいきなり4点を先取、松坂くんもキューバ打線を力で抑え、ほしいときに追加点がはいるという理想的な展開ながらも、8回裏には1点差にまでせまられるという、胃の痛くなる展開。


でも9回表、相手のエラーから始まる日本の攻めはすばらしかった。怒涛の攻撃、という派手なものではなく、ひとつひとつのプレーが確実に点数につながる、わくわくするような攻撃で4点をとり、最終回も反撃を1点に抑えての優勝。


日本代表だから、ということではなく、チームとして、全員が「優勝」という目標にむかって、必死でたたかった姿に、ほんとうにおめでとうといいたい。


チームの顔ぶれをみてみると、あまり派手さのない、堅実なチームだったと思う。特に野手はそう。そんな中で選手1人1人が試合を重ねるうちに成長していく、チームとしても強くなっていく感じが、みていて気持ちよかった。


そして王監督。長嶋さんの影に隠れてしまいがちな王さんがまとめあげたこのチームが優勝したことが、とてもうれしい。イメージだけで人を評価しがちなこの国にあって、少し地味なところのある王さんは(まあ長嶋さんに勝てるキャラもそうはいないのだが)、これまで正当な評価をうけてこなかったように思う。もっともっと、評価をうけるべき人だと思うし、今回はそのいいきっかけになると思う。


それにしても今回、昨シーズン日本一のロッテがたくさんの選手をおくりこんだのに比べ、巨人は上原1人だけ。そういう「自分のチームだけ勝てばよい」という巨人の姿勢が、昨今の巨人離れを促進してきたことにきづいていないのだろうか。っていうか、誰かおしえてやれ。