カーリングがおもしろい

イマイチ盛り上がりに欠ける今回の冬季オリンピック。そんな中で、個人的に注目しているのがカーリング。石を滑らせてブラシでゴシゴシしながら得点ポイントに導く、あのカーリングである。

氷上のチェスともよばれるカーリングだが、まさにそのとおりで展開は実に戦略的。しかもチェスはマスに駒を置く行為には技術は必要ないが、カーリングの場合は1cmレベルでの正確なショットが要求されるわけで、知的でありながらスポーツの要素も含まれる、なかなかおもしろいゲームなのだ。

そしてもうひとつおもしろいのは、選手たちの表情。展開自体はゆっくりとしたものなので、選手の真剣な表情がじっくりとみられる。どの選手も、みんないい表情をしていて、それを見るのも楽しい。

今、日本女子が残念ながらデンマークに負けてしまった。前半はリードしていたのに、とても残念。

ちなみにあの便所・・・もとい、デッキブラシでゴシゴシするスイーピングには大変な体力が必要なのだそうで、夏の間は持久力をつけるために走ったり筋トレしたりしているそうだ。見た目によらず、けっこうハードなスポーツなんですね。