フィギュア全日本選手権

女子も男子もオリンピック代表がきまりましたね。結果の云々については、もう何もいえません。女子も男子も、誰がいってもおかしくない滑りでした。


実は大会2日目の24日、国立代々木体育館までいってみてきました、全日本選手権
前日に思い立って、ネットで調べたら二階席があいていたので、即購入。2000円だったし。
こんな粒ぞろいでかつ緊迫感のある大会はそうそうないですからね〜


2日目のプログラムは女子ショート、アイスダンス、男子フリーの3つ。お昼の1時くらいからはじまって、男子がおわったのは夜の10時過ぎという長丁場でした。しかも特設の電光掲示板の調子が悪く、2回も中断したし。別に電光掲示板の調子が悪いのであれば口頭でいえばよいのだし、そもそも一人一人おわるごとに点数を出す必要もないのではないかとも思うが。


それはさておき、いやはや、さすがにすごかったです、みなさん。女子では村主さんと荒川さんがずば抜けてうまかった。いや、技術的にはトップ6に入った人たちの間でそれほどの差はないし、技術だけいえば浅田真央ちゃんがいちばんすごかったように思うのだけど、全体的な構成力というか表現力というか、とにかくトータルでみたときの完成度の高さは群を抜いてました。


男子はやはり織田さんと高橋さんの2人がずば抜けてた。世界が違った。特に高橋さんは、これまではそのナルシストっぷりがあまり好きではなかったのだけど(当日も、演技の前にリンクをまるまる一周すべって、演技の前には拍手まで要請するナルナルくんでした)、その表現力はほんとにすばらしい。スピード感と華麗さが融合した彼のステップは、感動ものでした。


あと、今大会での引退を表明している本田武史さんのラストが印象的。最後の1分くらいは、会場からずーっと拍手がなりっぱなし。で、終わった瞬間からスタンディングオベーション!!
後継者がなかなか出てこない中、彼がずっと1人で日本男子フィギュア界を背負いつづけてきたわけで、そのことへの感謝の拍手だったと思う。本当におつかれさまでした。


期待の新星もいましたよ。特に、男子でショート10位から一気に4位にまで駆け上がった小塚崇彦くん。彼のフリーの演技はすばらしかった。まだ16歳だし、今後に期待ですね。


ほかにもいろいろと書きたいことはありますが、それはまた次の機会に。