的を得る

hirokuma2005-11-07

って、誤った使い方だったのですね。

僕は、macユーザーの頃からのATOKユーザーなのですが、
さっき「○○に対する☆☆の批判は、的を得ているところがある」と入力したら、
ATOK15氏は親切にも([当を得る/的を射る]の誤用)と教えてくれました。

よくよく考えてみれば、的は射るものであって、得るものではないですね。

でも、もう習慣化してしまっていて、疑うことを忘れてました。

反省。

それにしても「的を得る」、わりと自分の中ではよく使う表現だと思っていたのだけれど、パソコンで入力することはずっとずっとなかったのだということが判明。
だってもし入力していたら、親切なATOK氏は、僕の間違いを見逃すことなく、
即座に([当を得る/的を射る]の誤用)だと教えてくれていたはずだから。

なんと親切なことか。

でも、
教えてもらっておいてこういうこというのもなんだが、
さっきから「的を得る」とうつたびに
([当を得る/的を射る]の誤用)と出てきて、
ちょっとしつこい。



ちなみに

当を得る:道理にかなっている。

的を射る:物事の肝心な点を確実にとらえる。

だそうです(『広辞苑』第5版)。