沖縄から考える全国ネットワーク・関東 

「10・21」から10年・特別企画 沖縄の過去・現在・未来を考える研究会

お世話になっております。

沖縄から考える全国ネットワーク・世話人(関東事務局)の畠山です。

さて、今秋は、1995年の少女暴行事件と「10・21」から10年の節目となります。しかし、この10年の沖縄内外の動き総括し、今後を展望しようという動きは、必ずしも、活発ではないように思われます。

沖縄から考える全国ネットワーク(沖ネット)は、1997年、「10・21」を中心とする情勢の余韻のの中で結成されたということもあり、この度、「10・21」〜沖ネットの立ち上げ以後の約10年間を振り返るという趣旨において、研究会を企画した次第です。

沖ネットは、沖縄の米軍基地の整理縮小・撤廃、沖縄の地域的自主性の尊重、沖縄の豊かな環境の保護といった最小公倍数的な共通意識の上に、様々な年齢、職業、専門領域、政治的立場の人間が互いに意見や情報を交換している緩やかなネットワークです。沖縄問題に関心をもつ全ての人々の共通の基盤となりうる点で、政党や運動体とは異なる役割を果たしています。

今回の研究会も何らかの政治的主張や学問理論の制約を受けるものではなく、市民・学生の皆さまに、沖縄問題に対するさらなる理解と議論の機会を提供したいという願いの下に企画されました。

皆さまには、ご多忙のことと存じますが、秋の週末の土曜日、是非とも、足をお運び頂ければ幸甚に存じます。

――記――

日時:2005年10月15日(土)13:00開場・13:15開始〜18:15終了(予定)
   ※なお、終了後に、懇親会を予定しております。

会場:明治大学駿河台校舎研究棟4階第3会議室(会場に関しまして、明治大学軍縮平和研究所のご協力を得ております)。席に限りが御座いますので、参加ご希望の方は、このお知らせの末尾に記載の連絡先にご連絡下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
   ※アクセス・構内案内:http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html

報告:

・南雲和夫(法政大学兼任講師)……13:30〜14:30(予定)
 発表論題:アメリカ占領下沖縄の労働史−支配と抵抗のはざまでー

・熊本博之(東洋大学兼任講師)……14:40〜15:40
 発表論題:「辺野古」から辺野古

・西村奈緒美(中央大学経済学部4年)……15:50〜16:50
 発表論題:近代社会における日本の成立と日本人社会、そして沖縄(仮)

・畠山 大(明治大学兼任講師)……17:00〜18:00
 発表論題:基地・平和・自立ー沖縄経済の論点整理

※なお、南雲・熊本・畠山の各発表につきましては、以下の著作を基に構成しております。もし、宜しければ、問題に対するいっそう深い理解のためにも、事前にご購読の上、ご参加下さることをお勧めします(当日、ペーパーや資料などは配布する予定です)。

・南雲和夫『アメリカ占領下沖縄の労働史』みずのわ出版、2005年。
明治大学軍縮平和研究所、季刊『軍縮地球市民』第2号(特集:沖縄から/沖縄へ)、2005年9月。熊本、畠山の各論考。

会費:無料

参加申し込み・お問い合わせ先:

・沖縄から考える全国ネットワーク・関東事務局 畠山 大(明治大学商学部兼任講師)
・携帯:090-2930-2769/メール:okinawa@dream.com
 ※研究会当日になって、参加ご希望の場合は、必ず電話にてお問い合わせ下さいませ。
 ※会場の明治大学への直接のお問い合わせはご遠慮下さい。

沖ネットのウェブサイト:http://fukusemi-web.hp.infoseek.co.jp/oki-net/

以上

  • 僕も報告させていただきます。事前申し込みをなされなくてもけっこうですので、当日ふらりと気が向いたときにでもご来場いただければ幸いです。