洋の東西を問わず

このいいまわし、なかなかステキだなといつも思う。西洋と東洋だけで世界を語れるほどには単純ではなくなった現在、あまり見かけることもなくなったけれど。

このいいまわしからは、なんというか、うまいキャッチコピーに通じる言葉のセンスを感じる。言葉のエッセンスをひろいあげて、それがうまくアレンジされると、こういうステキないいまわしがうまれるのだろう。

こういうアレンジの可能なところが、日本語のおもしろくて奥深いところだと思う。日本語を母語としない人たちには、このあたりが日本語の難しいところなのではないだろうか。