ホルモン酒場 焼酎屋「わ」 

本ブログ、初のくいもんや紹介。このあいだ相棒といってきたお店があまりにすばらしかったので。

そのお店は、吉祥寺にある『ホルモン酒場 焼酎屋「わ」』。おいしいホルモン焼きをたべさせてくれているお店を探していた相棒がネットでみつけてきたお店。

http://www4.plala.or.jp/iiyona/res/wa.html
←これはお店のサイトではなくて、お店にいった人による紹介ページ。

カウンター14席の小さなお店。予約をしないととても飛び込みでは食べられそうにないとのことだったので、事前に電話で予約したのだけれど、そのときの対応がとてもよかったので、さらに期待は高まる。

予約したのは7時。8時半には次のお客さんがくるということで、ほんとは早めにいきたかったのだけれど、吉祥寺についたのが7時少し前という厳しい状況。駅からは歩いて15分・・・走りましたよ、ひさびさに。

なんとか5分おくれでお店に到着。扉をひらくと、ほんとに小さなお店で、店長と従業員が2人でカウンターを切り盛りしていました。

焼酎屋と名乗っているだけに、焼酎は充実の品揃え。正面の壁に、焼酎の一升瓶がずらりとならんでいる。全部500円というわかりやすい値段設定も◎ なんと「伊佐美」まで500円でいただけてしまいました!さらに、梅酒が10種類用意してあるというのもおもしろい。梅酒なんて○ョーヤくらいしか知らなかったし・・・

でも、なんといってもここのウリはホルモン。まずは9種類の盛り合わせをもらったのだけど、これがすべて美味い。ここは特別な塩をつかっているそうで、タレをつけずに炭火で焼いたものをそのままいただくのだけれど、絶妙の塩加減が肉の旨みをしっかりと引き出してくれます。しかも、カウンターにいる店長が肉の焼き加減を適宜みてくれていて、ベストな焼き具合で食せます。ホルモンって、なかなかベストな食べごろをつかみにくいので、これはうれしかった。

またレバ刺しも特筆。ごま油と新鮮なレバーが幸せな結婚をしています。これはさぞかし特別なごま油なのだろうとおもってきいてみたら、ごま油は普通のものだとのこと。ただ、やはり塩が特別なのだとのことで、あらためて塩の重要さを再確認。

さらに、最後にいただいたスペ玉ごはんと特製ホルモンチゲが、見事にぼくらの胃袋を〆てくれました。
スペ玉ごはんとは、スペシャルな玉子をかけたごはんのことで、お茶碗いっぱいのごはんに、色のこゆーい玉子がのっかっているだけのシンプルなもの。ごま油もかけてあるので、香ばしいにおいが食欲を刺激する。で、食べてもとうぜんうまいのですよ。贅沢をいえば、韓国のりでまきまきしながら食べたら、さらにうまかったはず。
そして特製ホルモンチゲ。しっかりと辛くて、でも辛すぎないスープのなかに、多種多様なホルモンが贅沢にもりこまれておりました。これまた味がよくしみこんでいてウマー。さいごにご飯をいれておじやにしてくれました。もういたれりつくせりですよ。

ほかにもセンマイ刺しやうずら(卵ではなく卵を産む鳥のほうね)の肉を焼いたりと、いろいろ食べて大満足。お店にいる間の会話の9割が「おいしいねぇ」か「うまいねぇ」、お店を出た後の会話の7割が「おいしかったねぇ」か「またいこうねぇ」でした。