しらないみちをあるく
はじめて歩く道で、きっとこれから二度と歩くことはないだろうという道がある。
たとえば旅先で。
たとえば仕事で。
そういう道を歩くと、不思議な気持ちになる。
ああ、この道を毎日のようにつかっているひとがいるのに、僕は一回きりしか使わないんだな、
とか、
今この道を歩いていることはなんという偶然なのだろう、
とか。
今日は、小石川から東洋大学まで歩いてみた。
地図でみるとまっすぐいけそうなのに、
実際は行き止まりだったり、すごい坂だったりで、
いきつもどりつしながら30分ほどで到着。
電車ではわからない、
土地と土地の距離を
足で感じる。