リプレイへの欲求

hirokuma2005-06-06

きのう、沖縄でお世話になっている方の息子さんがラクロスの試合に出るということで、上京してきたその方といっしょに生まれて初めてラクロスを試合として観ました。
なんとその息子さん、日本代表の選手なんです。年に一度の国際親善試合ということもあり、会場となった江戸川陸上競技場には3000人近くの人たちが集まってました。
で、ラクロスですが、スポーツとしておもしろかった。あのスティックさばきもさることながら、ルールが「攻める側有利」になっているため、見せ場が多い。とくにフォワードは試合中ずっと相手側のコートにいないといけないというルールがあるので、サッカーみたいに全員でひいて守りを固めるというような作戦はとれないため、攻守の切り替わりが早く、観ていて飽きない。よく工夫されてるなと思いました。
それにしても、ひさびさに生でスポーツを観戦して思ったのは、自分たちがどれだけリプレイに慣らされているかということ。テレビで野球をみていたり、あるいはスタジアムでみていたとしても、ナイスプレーのあとにはかならずリプレイが映し出される。それがあまりに当たり前になりすぎていて、目の前で見たナイスプレーを「もう一度リプレイでみたい」という欲求が、もう条件反射のように生まれるんですね。映像でスポーツを楽しむためには、クローズアップの映像が不可欠だという話をきいたことがありますが、あとこのリプレイも不可欠になってしまったのかもしれないと思わされました。