ゴミ袋の新しいデザイン

hirokuma2005-05-07

フジテレビの深夜番組に、『ニューデザインパラダイス』という番組がある。身近なものの新しいデザインを、新進気鋭のデザイナーに委嘱してつくってもらうというこの番組。けっこう楽しみにみているのだが、特に昨日の番組ででた「ゴミ袋の新しいデザイン」は、かなり秀逸。ということで、写真をのせておきました。

デザイナーは、あの「ニャンまげ」のデザイナー、佐野研二郎博報堂)。

写真では水色だけになってますが、ほんとうは水色と黄緑の2色。水色がもえるごみ、黄緑が燃えないごみだったと思います。いや、これほんとにいいと思う。地球のデザインにすることで、ごみを捨てるときに地球環境を意識する。しかもデザインもきれいなので、変なおしつけがましさがない。ごく自然に、環境問題について意識できるようになるのではないだろうか。あまりに自然になりすぎてもそれはそれで困るのだけれど。

だいたい自然保護や環境保護は、どうも押しつけがましいところがある。押しつけがましくされると、人はそこから距離をおきたくなるもの。もっと自然に、もっと気軽に、日常的な感覚のなかに自然や環境の保護をとりいれていくことが必要なのではないだろうか。