ボーダーライン
比内鶏の偽装が問題になったときに真っ先に思ったのは、宮崎地鶏のことだった。
地鶏、そんげおらんやろ。
このところの宮崎ブームで、おそらく大量の地鶏が消費されておりますが、その供給量を保つには、比内鶏のような偽装がなされている可能性がなきにしもあらず。少なくとも、疑問はもたれるなと。
そう思っていたら、やっぱり出ましたね。
山形屋というのは、記事にもあるように老舗の百貨店。一時期は低迷していましたが、近年一念発起して大幅な店舗の改装を実施し、元気を取り戻しつつあります。
単なる間違い、といってますが、そのへんはなんともいえないですよね。
でも、このなんともいえない対応に対して、マスコミはさほど騒ぎ立ててません。もうこんな事件があったことなんて忘れてしまっているかのように。
このマスコミの反応に、バッシングのボーダーラインがみえたなと思います。
今回の事件、叩こうと思えばいくらでも叩けます。そうなっていたら、宮崎地鶏ブランドは地に落ちただろうし、ましてや東国原シールまで貼られていたのだから、東国原シール自体のブランドが信用性を失い、県内企業は大量在庫を抱え、あわれ大森うたえもんは宮崎を去ってしまう・・・なんて可能性もあったわけです。
でも、叩かなかった。
宮崎県関連の不祥事は叩かず、むしろ東国原知事の対応を報道する、というスタンスをマスコミはとったのだということなんでしょう。
だからこそ怖いのは、東国原知事の不祥事。
これは確実に叩かれますね。
東国原知事には、是非ともお気をつけいただきたく思います。宮崎のためにも、うたえもんのためにも(笑)