のみにけーしょん

先週に引き続き、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を録画でみた。

今回は中学教師で、人と人とのコミュニケーションを促進することで互いの理解を深め、集団の結束力を高めることを目的とした「エンカウンター」と呼ばれる手法を用いながら、日々中学生と向き合っている鹿嶋真弓さんがゲスト。

「人との関わりが 人を支える」という理念のもと、生徒どうしの関わりと促進し、クラスとしてのまとまりをつくりあげることで、いじめや学級崩壊を克服し、高校受験を控えた中学三年生の不安にも対処していくという鹿嶋さんをみていると、つくづく教師との出会いというのは運命だなと思う。彼女に出会ったか出会わなかったかで、生徒達の人生は大きくかわるだろう。
もっとも、教師に限らず、すべて人との出会いは運命であり、それをどういかしていくのかが、人生なのだろうけど。

印象的だったのは、学級崩壊したクラスを前に、一度は挫折した鹿嶋さんが立ち直ったときに思ったという次の言葉。

  「荒れてるんじゃない もがいてるんだ」

「学級崩壊」という事象を、教師の側からみれば、それは「崩壊」でしかない。でもこれを生徒の側からみる視点にたつことができたから、鹿嶋さんは生徒達の「もがき」に気がついたのだろう。先生と生徒も、関わりがなければ、お互いを理解できないし、お互いに支えあえないってことだと思う。

ところでこの「エンカウンター」ですが、「飲み会」ってエンカウンター的な役割を果たしていますよね。これからしばらくの期間、時間を共有することになる人たちとコミュニケーションをとるためには、「飲み会」が最適だと思うし、そういう飲み会だいすき。

ということで新任の助手のみなさん、飲み会しましょ(^o^)