監督モノ

僕はマンガが好きだ。といっても、単行本を集めたりはしないし、特定の作品についてマニアックになることもない。週刊のマンガ雑誌を毎週購入し、読み捨てる。これが自分にとって、すごくいい息抜きになってる。

一時期(コンビニで夜間バイトしていた頃)は5冊の週刊誌を読んでいたが、最近ではさすがにそこまでの時間もお金もない(てゆーか、タダで読めて、暇な時間があったコンビニ夜間バイトをしていた時期だったからこそそれだけ読めたのだけど)ので、今は週刊モーニングと週刊ビッグコミックスピリッツの2冊に絞っている。

この2誌は、両誌ともおそらく20代〜30代前半の男性をターゲットにしているライバル誌で、だからこそこのあいだ、「ブラックジャックによろしく」がモーニングからスピに移籍したことがニュースになったりしたのだけれど(余談ですが、これってスピ=小学館の引き抜きなんですかね?そういうことが可能になってくると、他誌で人気の出たマンガを買い漁る巨人みたいな雑誌ができたりしないだろうか・・・)、自分としてはどちらも買ってるので、さして問題はなかったりしました^^; そもそも、ブラックジャックが連載されてたのがモーニングだったかスピだったか特に区別してなかったし。

で、タイトルですが、この2誌がそれぞれ、野球とサッカーの監督を主人公にしたマンガを連載してます。スピが、かつての名門校を舞台にした高校野球マンガ「ラスト・イニング」、モーニングが、今週から始まったばかりなのだけれど、万年最下位だけど地域の人たちに愛されているサッカークラブ(たぶんJ1)の立て直しを図る監督を主人公にした「GIANT KILLING」。
 
プレーヤーを主人公としたスポーツものも好きですが、基本インドアな人間なので、戦略を中心に読ませる監督モノの方が圧倒的に好き。ようやく甲子園予選にはいったラスト・イニングは、野球というスポーツがどういう戦略のもとになりたっているのかをきっちりと読ませてくれるし、GIANT KILLINGもタイトル−弱い者が強い者を倒す−どおり、戦力的には弱いチームが監督の観察眼に従って闘うことで勝利を得る、というストーリーでこのあと進みそうで、大いに期待。

普段、野球やサッカーの試合を見ていても、監督の戦略というのは見えてこないので、こういうマンガはほんとおもしろい。ということで、また毎週、買い続けることになるんだな〜