合格(^o^)

以前の日記で書いていた専門社会調査士ですが、無事合格いたしました。4万円も払っていただけに、落ちてたらシャレにならんところでした。


僕が申請したのは、いわゆる「八条規定」と呼ばれるもので、専門社会調査士になるためのカリキュラムがなかった時代に大学院生として過ごしたものに対して、社会調査の手法を用いている研究成果(論文、著書、報告書など)を提出することで認定されるというもの。


この「八条規定」、いまいち基準がよくわからないところがあったのですが、今回自分が合格したことで、少し見えてきたように思います。


僕の提出した研究成果は、聞き取り調査という質的調査から得られた知識をもとに書かれた、レフェリー付きの論文でした。量的調査の要素がまったくなかったのが不安要素だったのですが、質的調査でも大丈夫なようです。あと、レフェリーはやはりついていたほうがいいのではないかという気がします。質的か量的かというよりも、むしろそちらのほうが重要だったかもしれません。というのも、量的調査の手法を用いたレフェリー論文を提出していた友人も、無事に合格していたからです。


ですので、質的調査であろうが量的調査であろうが、社会調査の手法を用いた論文で、レフェリーの付いたものであれば、おそらくは合格できるのではないかと思います。これから申請を考えている方の参考になればと思います。


ところで、合格者の氏名は社会調査士認定機構のサイトに掲載されているのですが、けっこう有名な先生方の名前が散見されて、それはそれで興味深かったですね。社会調査法の教科書を執筆されているような先生もいましたし。


ともあれ、無事に合格できてほっとしました。応援してくださったみなさま、ありがとうございました。